人との距離感

センターに通っている研修生は人とのコミュニケーションが苦手、という方が多数います。

多くは「人との距離感がわからない」と訴えます。

 

女性研修生のHさんは、最初は仲良くしていても、時間が経つにつれて苦痛になってきてストレスが溜まっていく。また、同じくYさんは自分が近づきすぎているのがわからず、しばらく付き合うといつも相手が離れていってしまう。2人とも学校や職場でトラブルを起こし、長続きせず段々と引きこもりとなっていった、という経緯があります。

 

タイプは違いますが、どちらも原因は「自分側を中心に考えているから」ということではないでしょうか。

 

自分に合わせてもらっている分には、何も悩みなど出てきませんが、いざ自分が人に合わせようとすると、相手に合わせることができない、となります。

 

では、どうしたら良いのか。

 

キャッチボールに例えるとわかりやすいかもしれません。

キャッチボールは相手が捕れる球を投げなければ続きません。

相手の体格や経験などを踏まえて、どんなボールを投げるか考える、

初心者の場合は、ゆっくり投げ合いますよね。

いきなり豪速球は投げません。

その加減=「距離感がわからない」ということかもしれません。

 

野球だったらどうするでしょうか。

その場合は、投げ方を知っているコーチに教えてもらい、何度も練習します。

同じように、スタッフと話しながらその言葉の投げ方やタイミングを教えてもらい、自分の思いグセみたいなものを把握し、直していくということになります。

まずはそうした自分の思いグセ、みたいなものを把握すること、また、人は自分とは違う考え方を持っている、と思うこと。自分がこう考えるから他の人もそのはずだ、という考え方を変えることが重要です。

 

なかなか難しいことではありますが、何度も練習を重ねればきっとできるようになるはずです。

逆に練習を重ねないとできない、ということでもあります。

このセンターを思い切り練習場所として活用してほしいと思います。

東京自立研修センター
住所:東京都中央区八重洲1-6-2 八重洲一丁目ビル6階
相談専用ダイヤル:0120-0303-99
ホームページ:http://0033.tokyo
私たちはニート・引きこもり・家庭内暴力・発達障害・精神疾患・不登校・お金の無心・依存症・素行不良などの問題を抱えた 未就労の方々を研修生として迎え入れ、 自立生活・就労の支援を行っている民間の自立支援施設です。